バトルスピリッツ煌臨編総まとめ ~時代を彩った六色煌竜たち~

今回はタイトルの通り、バトルスピリッツ(通称バトスピ)煌臨編の総まとめを私の独断と偏見でやってみよう!という回です。
まず、総まとめ と言っている根拠として、1.煌臨編(以下同編)第1章から始まった
『輝石十二晶キャンペーン』にて、1月~12月までのすべての十二晶たちが同編第4章で出揃うこと。2.同編のフレーバーテキストで展開されている、『大崩壊時代』の物語が佳境に差し掛かっていることなどから、この第4章が「煌臨編を締めくくる章」になるのでは。と考えています。
そこで、私、結が同編のストーリー展開やカード環境の推移についてどう思ったか?
この辺を先ほども書きましたが、私の独断と偏見で 綴ろうと思います。

 

 

最初に同編のキモとなる”煌臨”を体感できる構築済みデッキ「煌臨スル神皇」と「煌臨スル竜皇」が発売され、本格的に煌臨の能力を持ったカードが徐々に増えていくことになります。(厳密には前弾「十二神皇編第5章」からチラホラ出てはきていたんですが…)それを見た時、私の印象は「え、またジーク?」これが正直なところ。
というのも、初代となるバトスピ「第一弾」の赤Xレアから初まり、初代アニメ「少年突破バシン」でも、続く「少年撃破ダン」でもジーク。少し飛ばして「最強銀河究極ゼロ」でも”アルティメット”と新たな種族になったものの、やっぱりジーク。挙句の果てに最近は『ジークと言えば赤』という概念を覆し、多色とのコラボで緑にもジークが!(これは、最新作「バトルスピリッツダブルドライブ」の影響が強いんだろうなぁ)
言わば『ジークの蔓延状態』にあるのに、これ以上増えたらアカンでしょ(汗)っていう感じ。

 

でもそれは、同編の背景世界物語を見ていると、ストンと腑に落ちました。
簡単に説明すると、17分間の悲劇により、世界の様相は一変してしまう。かつては自由に行き来できていた世界は、天変地異の災厄によって往来のかなわない別個の世界となってしまう。それを元に戻すには、神話の伝承を頼りに伝説の救世主「ロロ」を探し出し、彼の手を借りるより他ない。
こうして、ロロを探し出す旅に選ばれた者が「アレックス」。彼女こそが、同編の物語の主人公であり、同編をプレイする私たちは、彼女と6人の護衛たちと共に、前途多難な物語を追体験することになる。 というのが大体のあらすじ。詳しくは、バトスピ公式HP内の『煌臨編の世界観』

煌臨編の世界観 - Battle Spirits バトルスピリッツ トレーディングカードゲーム

やバトスピwiki内の背景世界

背景世界 - バトルスピリッツ wiki

などを参考にしてください。

彼女たちはロロを探す旅に出たのは言うまでもありません。
しかし、ロロを探し、大崩壊時代を終わらせるには『6色のジーク』の力が必要で、それらを”煌臨”させる力を持った、各色の世界の者の協力が必要だったのです。
様々な思惑が絡み合い、結果的にアレックス一行の下になかなかジークたちは集まりませんが…。まぁでも、同編第4章『創龍神グラン・ジークフリード』などのフレーバーを見るに、最終的にはどうにかこうにか上手くいって終結するんだろうと。

先ほど『6色のジークの力』と書きましたが、正確には、それらの持つ『煌○○』(例外あり)の能力が必須なんだろうと思います。
理由はどうあれ、彼女たちには『ジーク』の力が必要不可欠な訳で。
そうとも知らずに『ジークの蔓延状態』などと言っていた自分が恥ずかしくてなりません。

 

カードゲームにおいても、この”煌臨”は環境に大きな変化をもたらしました。
ここで”煌臨”のシークエンスを改めておさらい
”煌臨”とは、「メイン/フラッシュ(大体はフラッシュタイミング)に自分のソウルコアをトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリットに手札から重ねる というもの。
(一口に”煌臨”と言ってもいろんな効果があるので、例外が山ほどありますが、最もメジャーなのはこれかな)あ、それから「煌臨:コスト6以上」のような煌臨条件もあるから忘れずに。ざっくり言うとこんな感じかなと。
では、これのどこが「大きな変化」をもたらしたのか?ポイントは大きく分けて2つ
第一に、ソウルコアの移動だけで行え、それ以外のコストを払う必要がないこと。これにより、例えば白に多く見られた『序盤のコア不足による機動力の遅さ』これをほとんど一発で解消できます。だって、ソウルコアと条件を満たしているだけで良いんだもの。
第二に、色をまたいだ煌臨が出来る。これがデカい!! これにより、今までには無かったタイプのデッキが環境に刺さってくるわけです。代表的なのが、「ストロングドロー」などで手札破棄のコストで「グリズクラッシュ」を破棄後、効果で召喚し、フラッシュタイミングで白のジーク『秩序龍機νジークフリード』を煌臨。さらに能力『煌転装』でそのままFIN これは青と白を組み合わせたコンビですが、やはりメインは白ジークの『煌転装』やはり、煌臨編の物語の核である「ジークフリード」が環境にも大きく関わる1年だったというわけです。実際の動きは動画でご確認ください。


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他にも青のジークの『大煌海』とその後の自身の能力による大量シンボルアタックなど。やはり、ジークフリードたちが持つ『煌』の能力が大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。

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