スウォルツとソウゴの過去

前回の仮説が真だとして、スウォルツとソウゴにどんな関係があるのか?
兼ねてよりソウゴと同居しているのは叔父であり、両親ではないことから「ソウゴの両親はどうしているのか?」という疑問がささやかれています。

仮にソウゴとスウォルツの関係性が親子だとして、なぜ唐突に子の前から姿を消し、しかも敵対する勢力であるタイムジャッカーのリーダー格として活動しているのか?疑問は尽きません。

親子ではないにしても、前回の考察からソウゴの過去→幼いころに見た夢であるのは間違いないでしょうし、「ソウゴの過去に深いかかわりがある」と書かれている以上、単なる敵対関係。というだけでは終わらなさそう…。以前関係があったのに関わらずなぜ「常盤ソウゴの息の根を止めろ」と抹殺指示を出したのか?仮面ライダーの三大テーマの一つとして『親殺し』がありますが、果たしてこのセリフの意味するものとは。

抹殺指示一つとっても直接実行せず、同じタイムジャッカーのメンバーであるウールに命じ自身はその現場にも足を運ばず。というのも何か意味ありげ。単に敵対関係であるだけなら感情はないはず。そういうのを抜きにしてあっさりソウゴを手にかけられない理由がスウォルツにはあるのか。可愛い子には旅をさせよ とよく言われますが、今回のケースもそれなのか。
それとも敢えて敵役に徹する理由があり、仕方なく敵対勢力に加担しているのか?
ウォズとも旧知の仲であることを考えると、ソウゴを魔王にさせないため、2人でポンプマッチをしている というのもありかも?

いずれにしても、ソウゴと同じ仮面ライダーであるゲイツがウォズと手を組んでいたときも「誤算だった」と言いつつどこか余裕のある笑みを浮かべたり、15話でも「確かに本来の歴史より早いな。逢魔降臨の日を速めたか」と冷静に2068年の歴史を述べてみたり。動揺し、感情をあらわにするウールとは対照的なシーンも。

これらの行動を見ても、2068のことやオーマジオウの事を熟知しており、ある意味ではウォズよりもソウゴ(ジオウ)を知っているのかなと思わせる一面も。
それも、オーマジオウがソウゴ(あるいはソウゴと近い関係者)であることを知っているから なのかなぁ と。

年明けからの新展開で未来編に入っていくようなので、そのあたりの掘り下げにも期待したいですね。